安いコーティングとグラスコーティングの違いは?
先週末の土日は泊まりで名古屋出張作業でした。
土曜日はディーラーさんへ
日曜日は車屋さんへ。
ディーラーさんは師匠のお手伝いに、
車屋さんには名古屋で学生時代の友人がシルキーラインを後輩に紹介してくれて
県を越えて今回の施工の御縁を頂きました。
本当にありがたいことです(*^^*)
さて、カーコーティングには色んな施工店があり、様々な施工方法からコーティング剤の種類などがありますよね。
有名なフランチャイズのお店の主力サービスのような
2〜3時間の作業で2〜3万円して
一年毎に再施工が必要なコーティング。
おおまかな作業内容は、洗車してから、
1年耐久のポリマー系コーティング剤を塗ります。
磨かなくてもツヤが出せてキズもある程度は隠してくれるポリマー系のコーティング剤を使いますから
こうした低価格帯のメニューにはポリッシャーという機械を使った磨きはありません。
時間が掛かりますし、ね。
つまり、手洗い洗車、手磨き、コーティング、ですね。
コーティング専門店となるとこうした手磨きだけのメニューはなかったりしますが
多くのお店で主力のサービスは10数万円〜のグラスコーティングと言ったところでしょうか。
(当店は数万円のグラスコーティングが主力ですが(^^)
洗車や鉄板除去など下地作りの基本は同じで
1番の違いは
ポリッシャーとバフ、そしてコンパウンドを使って塗装面の磨きをする、ことだと思います。
塗装面を磨いて
まずは洗車では取れないこびり付いた汚れや水垢を落とし、小さなスリ傷を目立たなくさせます。
さらに磨いていくことで
洗車時のスポンジや拭き取りのウエス、手や服、草などが擦れて付いたすり傷を
磨いて消したり目立たなくさせつつ、塗装面を整えていきます。
そこからさらに仕上げの超微粒子コンパウンドを使って塗装の表面を滑らかにしていくと
ポリッシャーの一段階の磨きだけでも軽く数時間、拘って磨くとなると数日は掛かります。
手磨きとポリッシャーでの磨きの効果の違いは
歴然です!
さらに技術力が高いプロが時間をかけてみっちりと磨いた塗装面と
手磨きやポリッシャーでも技術が低い人の磨き、または技術が高くても短時間で磨いたものとは
光沢が雲泥の差になって現れます。
ただ、技術がある人が
下地磨き、中磨き、仕上げ磨きと段階を経て時間をかけてみっちりと作業するとなると
数日は優にかかってきます。
となると当然、お値段は十数万どころか
車両の状態や求める仕上がりによっては
20万、それどころか30万円になることさえあります。そして使っているコーティング剤も違います。
一台当たり千数百円や数千円のコーティング剤もありますが
数万円の物もあります。
さらにサッと塗ってサッと拭き取れば施工が完了する物から
ちょっと塗っては撫でるように10回以上拭いてようやく仕上がる物まで様々ですので
施工料金はまちまちです。
当店はサッと終わらせる安いメニューから
数万、十数万、20万、30万円くらいのコースまで
お客様によって異なるニーズに合わせて様々な施工をご提案させて頂いております。
一番人気のオススメメニューは
1日、もしくは2日施工のグラスコーティング です。
ポリッシャーを使ってボディを磨いてからグラスコーティングを塗布します。
磨きは一段階のみとなりますが
実はそれだけで7割から9割くらいの仕上がりになり
汚れひどい車ほど見違えるようにリフレッシュします。
そこから先の磨きは本当に細かな差を詰めていく作業となり
あえて言ってしまえば、最高級の仕上がりを求めるハイソサエティなお方や
これが結構、気持ちがイイんですよね(^^)
3年後はどうでしょう?
3倍の料金がかかりますよね。
そもそも下地作りのポリッシャーでの磨きはありますか?
コーティングの耐久性は?
2度目以降の再コーティング時に古いコーティングの剥離は?
当店では3倍も出さなくても2倍くらいのお値段から
ポリッシャーを使って磨いてシッカリと下地を綺麗にしてから
ご自身でのメンテナンスや保管場所次第で
(当店では控えめに1年耐久と謳っていますが、正しい洗車をしていれば本当はもっともっと・・・)
しかも安いメニューでよく使われるポリマー系コーティング剤と違って
グラスコーティングはご自身でのメンテナンスがとっても楽チンです(^^)
たいていの汚れは水拭きだけです。
(実際には水撫で、です。
こんな言葉が無いので困りますが、マイクロファイバークロスを水で濡らしてほんの軽く絞って塗装表面をそうっと撫でて汚れを落とします。
絶対にクロスを押さえたり押し付けたりしません。擦り傷が付きますから。
厳密には撫でても触れただけでも目に見えない傷は入りますが気にし過ぎは精神衛生上、良くありません(^^)
それで落ちない汚れはまた違う方法で落とします。)
ポリマーは変成シリコンなどの樹脂成分、有機成分が主体です。
分かりやすく言えばアブラ的なものが主体ですので
酸化して黄ばんだり黒ずんできたり(以前のレクサスの施工事例をご参照ください)
酸化する汚れ(アスファルトの油(ピッチタールなど)や虫の死骸の成分などと
同じ酸化するもの同士はくっ付き易く、汚れが吸着してしまいますので
汚れを剥がすためにシャンプーを使った洗車が必要となります。
台所のレンジ周りの汚れを落とすのと似ていますね。
しかしグラスコーティングとなると
窓ガラスのように汚れが吸着しにくくなります!
基本、水洗いをして頂くか
もしくは当店がオススメするバケツとマイクロファイバークロスを使った水拭きだけで十分です。
シャンプーを使った洗車は面倒で時間が掛かりますし
水垢を付ける原因にもなりますので
簡単なバケツ洗車なのです。
綺麗な塗装面の維持に拘りがあって
時間があって
洗車と拭き取りの技術やエアブローが出来る環境などがあるのなら
シャンプーを使った洗車をされるのも良いと思いますが
洗車をするとたいていは返って
水の拭き取りの際にすり傷を付けてしまったり、
洗車の際に拭き残した水が
ミラーやモールの下、ヘッドライトやテールランプの隙間、ドアノブの下、リアガーニッシュの中などに溜まっていて
あとから少しずつ垂れてきて水垢を付けてしまいがちです。
そして洗車回数が多い車ほど
窓ガラスにも強固な水垢が付いていることが多いですね。
水滴が少しでも乾くと薄っすらとした水垢が付いていくのです。
そこでグラスコーティング の出番です!
洗車が面倒くさい!
でも車を綺麗にしていたい!
といった方に一番喜んで貰えるのがグラスコーティング施工です。
どうせまた汚れるから、と
これまであまり洗車をしない
車が汚くてもそれほど気にしなかった多くの私の知り合いの方たちが
うっかり!?当店の数万円からのグラスコーティング施工をしてしまったばかりに
簡単で短時間で車が綺麗になるバケツ洗車の魅力に気が付いてしまい
ちょくちょく水拭きしては
「やっぱ車が綺麗だと気持ちがいいね〜」
などと言うようになってしまいました(^^)
実を言いますと私自身もそうでした…
若かりし頃はダートラと言って土の上をラリーのように走る競技をしていて車は毎週土だらけ。
洗車と言っても土が付くと重くなるので土を落とすだけ。
二十代の頃は毎週末はモトクロスへ天竜川の河川敷や他県のコースへ。
平日はバイクの整備に追われて洗車してもどうせ汚れるから、と一年に一回洗う程度でした。
だからグラスコーティング にはまったく興味がありませんでした。
高いお金払って車を綺麗にするなんて考えられもしません。
それがグラスコーティング をしてみたら
超気持ちがイイ!
綺麗な車だと愛着も湧きます!
水洗い洗車をしなくても短時間で綺麗になるから苦になりません!
なんで今までやらなかったのか、知らない世界を知るっていうことは大事だと思ったほどです。
やったことがない方には是非とも体験して頂きたいと思います。
ただ、水拭きだけでは落ちにくい油汚れなども付きますから
水拭きで取れないときは早めにシャンプー洗車をされたほうが良いですね。
1日で作業が終わるクイック・グラスコーティング施工でも
かなり見違えるように綺麗になります!
数万円の物、でしたら綺麗にするのに数万円も掛けるのは勿体ないですが
数十〜数百万円の気に入って購入された車が
数万円や十数万円で新車並みかそれ以上、または新古車のように綺麗になって
しかもその綺麗な状態を今までより簡単に維持することが出来るのなら
とても価値あるサービスだと思うのですがいかがでしょう?
お陰様で今年の年末はここ半月ほど休みなしで予約がいっぱいに埋まりました。年内の施工はもう出来ませんが年始からのご予約は随時お受けしております。車をキレイにしたいなあヘッドライトが濁ってきたなあなんてお悩みでしたらお気軽に当店までご相談ください(^^)
スマホからでしたら下記の電話番号をクリックすれば電話が掛けられます。
自動車の磨きとカーコーティング カーエステのシルキーライン|浜松市
担当 村瀬 連絡先:053-571-1001
写真は名古屋の学生時代の友人の後輩の車です。
磨く前なのにこんなにツヤツヤ!
でも、磨いたあとはもっともっとツヤツヤになりました!
ただ、施工後の写真を撮り忘れるという大失態…
写真では違いが分かりにくい微妙な差なので、まあ良しとしましょう(^^)