新車のテスラ モデル3 にプレミアム親水シルキーコースを施工
新車のテスラ モデル3 にプレミアム親水シルキーコースでガラスコーティングを施工しました。
滅多にないのですが、納車前の新車にお客様も意図せず、ディーラーが勝手にポリマーやワックスを掛けられてしまうトラブルがたまにあります。
また納車後にお客様が撥水コーティングを掛けてしまうことも。
下の写真は右側だけコーティングを剥がしてから水を掛けて撮影しました。
車の塗装は多少は水を弾く性質があり、特に新車時は良く弾きます。
しかし、その撥水力はシリコンやフッ素が含まれたコーティング剤よりは弱く、大量に水を掛けると表面張力のほうが勝って膜状になって右側のように落ちていきますが、コーティングが掛かっていると表面張力よりも撥水力が勝り、左側のように水滴が粒状になって残ります。
ガラスコーティング施工は撥水剤のシリコンやフッ素などの成分や油分が塗装に付着しているとコーティングがしっかりと乗らないので撥水剤やワックスを完全に落とさないとなりません。
余分な手間が掛かりますからコーティングを剥がす費用も追加で掛かることになるので余計なことはしないで貰いたいのですが、納車前にボディにキズやクスミが目立つ時などはワックスやポリマーを塗ることで多少は目立たなくさせられるので、隠す為なのかその真意は分かりませんが塗られていることがあります。
去年はお客様がディーラーに納車前に何もしないように伝えたのにも関わらず、なぜか納車された新車にはポリマーが塗られてしまっていて、ディーラーにポリマー落としの代金を請求したのですが、こういったケースが去年だけで数件ありました。
さらにボディをチェックしたらアチコチにキズがあり、それを磨いて薄くしようとポリッシャーで磨いたら今度はグルグルとした円形状の磨きキズを付けてしまったであろう箇所が数箇所もあり、恐らくその磨きキズを誤魔化そうとしてポリマーを塗ったと思われます。
これが大手の有名な高級外車のディーラーで1千万円を超える車両の扱いですから高が知れます。
しかもその時の担当者は外部の業者がした事だからウチに責任は無いとのたまっていました…
その外注業者の管理を含めてそちらの仕事ではと諭して最終的には責任を認めてくれましたが。
中古車や展示車などの新古車も大抵は見栄えを良くするためにコーティングやワックスが施工されていますので、コーティングの剥がし作業が必要となります。
古いコーティングをしっかりと剥がさないでコーティング施工するにはコーティングの上から塗れる耐久性が低いワックスやポリマーでしか施工は出来ません。
しかし古いコーティングを剥がさないで上からコーティングを塗ると汚れて劣化した古いコーティングを閉じ込めてしまうことになります。
ポリマーは唇に塗るグロスのようなツヤ出し剤のようなものですから、塗った直後は艶感が増すのでキレイになった感じがしますが、良く良く見ると新しいコーティング剤で閉じ込められた汚れやシミが気になり、施工してしばらくしてから当店にご相談に来られるお客様が後を絶ちません。
当店では不要なコーティングをしっかりと落としてから磨いてボディのクスミを出来るだけ取り除き、ピカピカなボディにしてからガラスコーティングを施工します。
新車から経年車までガラスコーティング施工のことなら専門店に是非お任せください。