新車のアルピナに親水ガラスコーティング施工

新車のアルピナに親水ガラスコーティング施工

以前、社用車の軽バンのリフレッシュとコーティングのご依頼を頂いたお客様から新車のアルピナにプレミアム親水シルキーコースでガラスコーティング施工のご依頼を頂きました。

ボディのチェックをするとところどころに小キズや傷消しをしようとして付いたであろう磨き傷やウロコがありました。

上の写真ではキズが目立って見えますが、指先には白っぽいモヤッとしたシミがありました。

下の写真はバンパーのナンバープレートの横ですが、ポリッシャーで磨いたような跡が付いていました。

高級な外国車や高級な国産車の納車されたばかりの新車でも大抵はこうした洗車キズ、小キズ、ウロコ、鉄粉、保護シートの糊などは良く見ればほぼ必ずと言っていいほど付いているのがほとんど全てのメーカーにおいてこれが通常です。

特に外国車は正直なところ国民性なのか(日本が細か過ぎるのか)大雑把な作りや扱いをされているのか、また長期間の輸送時に付いてしまうのか、キズは日本車よりも多い傾向にありますが、ある程度は致し方ないと割り切るしかないのかもしれません。

さて、まずは表面に付いた砂や土、汚れをボディに傷を付けないように落とすために優しく洗車を行います。

どんなに強力な高圧洗浄機を使ってもボディに貼り付いたザラザラとした砂や汚れなどは完全に落とし切ることができませんのでボディに付着したまま残っています。

ザラザラ、ツブツブとした汚れが付いている状態でスポンジを押し付けるようにして擦るとツブツブとした物質が剥がれてからスポンジでボディに押し付けられて擦られることで洗車キズがどうしても付いてしまいます。

そこで汚れを良く絡め取ってくれる良質なマイクロファイバークロスで優しく撫でれば繊維がツブツブに絡まって、クロスを押し付けることなく汚れは落ちていきますから洗車キズを非常に付けにくくなります。

尚、当店では洗車の仕方はコーティング施工をご依頼されたお客様には詳しく説明させて頂いておりますのでご安心ください。

洗車後はウロコ取りを行います。

水道水や井戸水などに含まれる主なミネラル成分はカルシウムやマグネシウムです。

洗車後、拭き取り前に水分を乾燥させてしまたtり、水分をどんなに丁寧に拭き取ったとしてもあらゆる隙間に残った水はしばらくしてから垂れてきてボディに付いて乾燥し、しっかりと強固に付着したウロコとなります。

そんなウロコはウロコ洗浄用の強酸を用いて溶かします。

洗浄液をボディに塗るとウロコが反応して白くなります。

これをマイクロファイバークロスで優しく撫でるとスルッと取れて7スッキリした状態になります。

強酸を使用しますので、酸で侵されてしまうような材質には細心の注意が必要です。

洗車だけで数工程を行い、洗浄で落とせる汚れを落とし切ったあとは磨きに入ります。

先ほどの磨いたような跡も・・・

磨き直してスッキリさせます。

テールランプも汚れたスポンジで強く擦ればキズが簡単に入ります。

深い傷は取り切っていませんが、表面に薄っすらと付いた洗車キズは磨いて取れました。

こうして細かな修正を行ってから再び洗浄を行ってしっかりと水分を飛ばしてからコーティングを施工します。

そうして完成したアルピナがコチラです!

納車されたばかりの新車がさらにピッカピカなボディに生まれ変わりました!

こちらのガラスコーティングの施工料金は十数万円です。

最近、一部の国産ディーラーではこの車両よりも小さなサイズでも十万円、十数万円、二十万円ほどもする3コースの料金のコーティングメニューがあると聞きました。

二十万円といったら腕が良いマニア向けのコーティング専門店の料金と何ら変わりません。

料金が高いとコーティングのことを良く知らない方はそれだけでなんとなく【物が良い】と思ってしまいがちですが、果たして本当にそうでしょうか?

また数年後に洗車キズやウロコ、取れない汚れなどのクスミがボディに付いた時にちゃんとキレイに戻せる技術や知識はあるのでしょうか?

コーティングについて良く分からないのでしたら尚更、専門店に相談したりご依頼されるほうが最善ではないのではと私は思います。

決して安くはない料金ですし、愛車を本当にキレイな状態で長持ちさせたいと願うのでしたらガラスコーティングの専門店に是非ともご相談ください。