新車のNワゴンにプレミアムシルキーコースでガラスコーティング施工
前日に納車されたばかりの新車のNワゴンにプレミアムシルキーコースでガラスコーティング施工をしました。
と、その前に大事な下処理でまずは新車をキレイにします。
「新車なのにキレイにする、とは?」って思われる方も多いでしょうが
新車は納車される前にたいてい2回は洗車されています。
1回目はディーラーオプションなどを付けたりガラスコーティングを行うセンターと呼ばれる工場にて
ボディの状態の確認のために。
2回目は納車される当日の朝に。
洗車なんて簡単と思われる方も多いでしょうが
私からするとこの一見簡単そうな洗車が高いレベルで仕上げようとするとなんと難しいことか、といつも思っています。
どんなことにも言えると思いますが
「●●なんて簡単!」と言う人は、簡単なレベルまでのことしか知らないだけのことが多いです。
もしくはやり尽くして知り尽くしてしまったプロ中のプロだから、もう簡単なことになっているかのどちらかですが
たいていは前者の人のほうが多い気がします。
さて、私が難しいという洗車の理由のひとつがこちらです。
洗浄液の濯ぎ不足による乾いて固着した洗浄液の跡と水の拭き残しによる跡です。
これらは既に固着していて、一般的なカーシャンプーではもう落ちませんでした。
なのでプロ用の強力な(中和をしないといけないので難しい)洗浄液を使って落とします。
他にもミラーの下には薄っすらと垂れてついた水垢や
汚れた水の濯ぎ残しが乾いて付いた粒上の跡が薄っすらと。。右下の辺りに。
これらの汚れは薄っすらなのが、悩ましいところなんです。
納車時に「お車の確認を」と言われても太陽光の下では見つけるのは非常に困難です。
そして、この薄っすらとした汚れがもし洗車の度に付いていったとしたら、、
薄っすらが重なってだんだんと車がくすんできますよね。
ただ、そうは言ってもディーラーでの洗車は無料のサービスですから
ハッキリ言ってある程度は致し方ないと割り切らなければなりません。
しかし車を扱って販売するプロとしては今のやり方には私は疑問が残ります。
もし私が販売店にいるのなら無料である程度の仕上がりの洗車サービスと
常に新品のマイクロファイバークロスやスポンジと純水を使って洗車のプロが行う
有料サービスと分けます。
良い洗車は時間や技術、設備や場所が必要ですから無料ではできません。
ただ、現実問題、実現はとても難しいことも分かりますので、ある程度は致し方ないと
割り切るしかありません。
あとはプロのコーティング屋さんに委ねるのが現時点での最善でしょう。
他にも屋根には輸送時の保護膜が残っていました。
通常は納車前に専用の溶剤で洗ってキレイに落としてくれてあるものなのですけどね。
こうした汚れ、水垢、保護膜を落としてから表面をウルトラライト研磨で軽く磨いて
新車を新車らしくキレイにしてからガラスコーティングを施工しました。
だからお客様からよく言われます
「納車された時よりもキレイ!」 と (^^)
先ほど述べたように実は簡易的に行った洗車のせいで薄っすらとくすんでいることがとても多いのです。
それらのくすみを落とすから新車の時よりもキレイになるのです。
どんなに高級なコーティングをしたとしてもヘタな洗車を数回したら
今回のように、またお風呂の鏡のように、表面に水垢が付いてしまって
水垢がコーティングを覆ってしまい、コーティング本来の性能は無くなってしまいます。
洗車は難しいです。
でも、あまり神経質になる必要はありません。
当店では簡単で時間をかけず水垢や洗車キズを極力つけない洗車方法を
納車時にお教えしますので。
どんなコーティングもオーナーさんが行う普段の洗車がとても大事なのです。
あなたのお車のガラスコーティング施工もぜひ当店にお任せください。