Z33 フェアレディZをリフレッシュ!リアルガラスコート
Z33型フェアレディZのリフレッシュ施工一日コースです。
年数がそれなりに経っていますので全体的にくすんでいました。
これを磨くと、、
もっと磨きたいのですが、傷が付いても自己修復する特殊塗装のスクラッチシールドなのであまり激しく磨けません。
日産のスクラッチシールドやトヨタのセルフリストアリングコートのような自己修復機能の特殊塗装は、樹脂を配合して柔らかくしてあり傷が付いても熱を加えると消えるというのが売りです。
ボディに紙を置いてボールペンで文字を書くと塗装が凹みますが、太陽光などの熱が加わると膨張して凹みがなくなります。
学習机に敷く厚手のビニールマットみたいなイメージです。凹むけど元に戻ります。
ただし僅かな凹みなら修復できますが、強く押されて凹んだり、切れたりささくれたりするような傷は修復できません。
このような柔らかくて繊細な塗装なので強く磨こうとすると元に戻らなくなったり、熱や力をかけ過ぎると塗装がずれてしまい戻らなくなったり、傷が消えたようでまた戻ったりするので、激しく磨くことが出来ないので時間をかけてゆっくり少しずつ磨かなくてはなりません。
さらに樹脂というのは紫外線やオゾンなどによる経年劣化で腰が無くなったりボソボソしてきます。
こちらのZも年数が経っていますので、それなりに塗装にダメージがありました。
ゆっくり少しずつしか磨けない塗装なので本来とても時間が掛かります。
しかし一日で仕上げるコースですから深くは磨かず、表面のクスミをなるべく取り除きながら磨いていき、コーティングを塗る下地を作ってからガラスコーティング施工をしてリフレッシュ施工を終えました。