板金塗装に出したら洗車キズだらけになってしまったフィットを再コーティング施工
去年、当店でガラスコーティングを施工したフィット。
事故に遭い板金塗装に出したらスポンジで洗車をされてしまったらしくキズだらけに…
ということで磨き直して再コーティングを行いました。
ピッカピカ✨なフィットに戻ってお客様は大喜び♪
スポンジで洗車したところでそんなにキズが入る?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、どんなに高圧洗浄機でボディについた砂をしっかりと洗って落としたつもりでも実はボディにくっ付いた砂がかなり残っています。
バケツに水を汲み、スポンジをバケツで洗いながら洗車をしたあとにバケツの水をそうっと捨てると必ず底にかなり大きな砂粒がいくつもあることに気が付くでしょう。
砂は小さな石ですから、ガラスの窓のように相当な硬さがあるものでも石で擦ればキズが付くのですから、ガラスコーティングを施工してあっても石で擦れば簡単にキズは付きます。
そんな小さな石をスポンジに付けて塗装を押し付けるようにして擦ればキズが付くのは明白です。
なので私は洗車の際はマイクロファイバークロスの使用をお勧めしています。
マイクロファイバークロスも何でも良い訳ではなく、ちょっとカサついた指で触るとやたらとマイクロファイバークロスの細かい繊維が指に絡みつくようなものがお勧めです。
そんなマイクロファイバークロスでボディにまったく力を入れずに触れる程度で優しく撫でるように滑らせると繊維が勝手に砂を絡めて取れていきます。
濡れたマイクロファイバークロスをボディに触れさせて横にスライドさせるだけですので、スポンジのように砂をボディに押し付けることなく、マイクロファイバークロスの繊維が砂に絡み付いて横方向に引っ張って取ることが出来るので洗車キズを最低限にすることができます。
絡め取れる良質なマイクロファイバークロスを使うと高圧洗浄機で洗い流してからフォームガンで泡を掛けてボディを優しく撫でるとザラザラとした感触が手に伝わってきます。
酷い時にはザーっと音がします。
繰り返し撫でて行くと音が小さくなり引っ掛かりも無くなっていきます。
スポンジは衝撃吸収材ですからこうしたザラザラとした感触はまったく手に伝わってきません。
撫でるだけじゃ汚れが落ちないとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
確かにスポンジで擦ることで落ちる汚れは増えますが、キズも格段に増えます。
なので汚れは砂を落としてから洗剤で溶かして柔らかくしてから撫でて落とすようにします。
砂が無くなってから一度洗い流し、その汚れに適した洗浄液をかけてから当店のお勧めの市販のとても柔らかいスポンジで撫でて落とせば洗車キズを極力付けないで洗うことができます。
それでも落ちない汚れはピンポイントで爪で擦ったり時にはスクレイパーでそぎ落としたり、それでもダメならコンパウンドで磨いたりします。
文章だと長くなってしまいますし細かなニュアンスが伝わりにくいのでこの辺で。
当店でガラスコーティングを施工された方にはもっと簡単に分かりやすく洗車の仕方をご説明差し上げています。
ガラスコーティング施工しても良くない洗車をすれば洗車キズやウロコが付いてしまい台無しになってしまいます。
せっかくガラスコーティング施工をしたのだから洗車キズやウロコを付けない洗車をして愛車の輝き✨を長持ちさせてあげましょう。
ガラスコーティング施工のことでお悩みでしたらお気軽に当店までご相談ください😊