※長文です!削除するかも?フォレスターX-BREAKに親水シルキーコースでガラスコーティング施工

※長文です!削除するかも?フォレスターX-BREAKに親水シルキーコースでガラスコーティング施工

新車のフォレスターX-BREAKに親水シルキーコースでガラスコーティング施工をしました。

親水シルキーコースとプレミアム親水シルキーコースではただ今、新車に限りサービスでドア内側とホイールの親水コーティングを行っています。

洗浄してからコーティング剤を吹き付けます。

ボディ全体にも吹き付けてから、ガラスコーティングを保護しながらより強固なガラスコーティングにするためにパワーアップコーティング剤を塗布して完成です。

保護コーティング剤は撥水となります。雨に濡れたり洗車をすることで数ヶ月で落ちます。

しかし新車の塗装は塗料に含まれる溶剤が揮発してガス状となって塗装表面から放出していますので、塗装の溶剤が完全に抜け切るまで数カ月から半年、塗装によっては1年ほどは親水コーティングをしていても撥水状態となりますが、塗装が完全硬化するまでしばらくの辛抱です(^^)

アレコレ作業して、フォレスターXブレイクの親水シルキーコースのガラスコーティング施工が完成です!

新車が納車された時よりもずっとずっとピッカピカになって、これぞ!ザ・新車!と言える状態になりました!

当然ですが、写真に加工は一切加えていません!(逆にピカピカに見える加工があったら教えて欲しいです。しないですが、そういった加工があるのか気になります)

朝から施工を開始して夕方に完成しました。

親水シルキーコースは車のサイズによりますが、一般的なガラスコーティングとそう変わらない料金です。

このくらいの料金帯のガラスコーティング施工ですと、新車なら2~3時間程度の施工時間で終わらせるところが実のところ、かなり多くあるのが現状のようです。

なんか割高に感じられますよね。

ただ、私はもっと時間を掛けてみっちりやりますので、この料金にしては時間かけて丁寧にやり過ぎ!と同業者から良く言われてしまいますが(^_^;)

私も大手ディーラーに出張で施工していた時はお客様に喜んでもらえるようにと出来るだけみっちり時間をかけて丁寧に施工していたら「そんなにやらなくても、もっと簡易的でいいから短時間でやってもらえますか?」と言われることが何度かありました(-_-;)

確かに外注に支払われる一台当たりの料金は一日で数台は施工しないとまったく割に合わない、商売にならないような料金なので仕上がりのレベルはそこそこにして、割り切って手返しよく作業をしないとなりません。

なので今はディーラーからのお仕事は私の考えと合いませんので基本的にお断りしています。お客様に喜んで貰えるように、しっかりと時間を掛けて丁寧に施工させて貰える双方にとって良いお付き合いをして頂ける一部の車屋さんのみ対応させて頂いております。

商売ですから当然、ある程度の妥協は仕方がないことですが、短時間で仕上げようとすると、どうしても仕上がりのレベルは低くなりますし、しかも私が一番大切だと考えている納車後にお客様ご自身が行うことになる普段の洗車などの正しいメンテナンス方法をレクチャーすることも出来ません。

 

安く、洗車方法の説明もなくコーティング施工をすると、どういうことになるか・・・不幸になります。

スポットライトがない環境で見れば、新車ですからそれなりに綺麗に見えますが、夜、投光機があるスーパーの駐車場や朝日や夕日といった斜めからの太陽光に照らされると見えなかった水垢やウロコ、洗車キズなどが見えてくるケースが多くあるのです。

ただし基本的には良く見なければ分かりませんし、わざわざ気にするレベルでは無いことがほとんどですが、稀にかなり酷いレベルの仕上がりの車もあり、クレームになることがあるそうです。

我々のような拘りを持つプロショップが責任を持ってディーラーで行う出張施工による仕上げなら仕上がり具合はまだマシなほうですが、専門のスタッフでない人が施工してたり、アルバイトを雇ってあちこちのディーラーに出張させて施工しているようなところの評判は、、ここでは流石にちょっと言えません。

ディーラーの人からも「施工不良はちょこちょこあるから出来れば腕の良い外注さんにお願いしたいですね。」「自分の車はシルキーラインさんでお願いします。」と言われることもありました。

当然、ディーラーの中には拘りをもったプロショップに依頼してディーラーのセンター(受け入れ工場。オプション取り付けやコーティング施工をする)にコーティングのプロスタッフを常駐させて設備も整えて、レベルがかなり高いコーティングをしているところもあります。

そんなディーラーでガラスコーティングを施工したら当たり!ですが、私が知る限りプロショップが監修しているところはかなり希少です。

 

また、多くの方がガラスコーティングを過信し過ぎているように思います。

数万円だろうと30万円だろうと間違った洗車すれば、たった1回の洗車であっという間にウロコだらけ、洗車キズだらけになることもあります。

どういうことでしょうか?

お風呂の鏡のウロコを考えてみれば分かります。

鏡のウロコは洗剤で洗ったくらいではまったくと言っていいほど取れません。ネットの情報ではダイヤモンドパッドで擦れば落ちるとか、お酢やクエン酸で溶かせばいいとかあるので試してみたらいいですけど、実際にはそんな簡単には取れないものが、水道水や工業用水、井戸水にイオン状となって溶け込んでいるマグネシウムやカルシウムといったミネラル成分が水が乾くことで結晶化して硬く付着するウロコ(ミネラルスケール、シリカスケール、水垢)です。

そしてお風呂の鏡のウロコを一生懸命に取っても3日もしたらもう水垢だらけになります。(簡単に取る方法がありますので、いずれHow toで公開したいと思います。)

つまりお風呂に入って鏡が濡れて乾いてを3回も繰り返せばもう鏡の全面に薄っすらと白く水垢が付き、鏡を見たくてシャワーで水を掛けて塗らしても、すぐに白っぽく曇ってしまって見えなくなります。

ウロコ模様にはなっていなくても鏡全体に薄っすらとウロコの成分が広がって付着しているのです。これと同じことが車の塗装表面上で起こっています。

つまりミネラルを含む水で濡らしたまま乾くことで、水垢が付着するのです。洗車した際にボディ表面に水が残っていて乾けば鏡と同じように簡単には取れない硬いウロコの成分がガッツリと付着するのです。

白やシルバー、明るい色の車ならライトで照らさない限り、よほど見えないので気にしなくてもいいかもしれません。

しかし黒や濃色の車だと直ぐに見えるレベルになります。

そんな間違った洗車を1ヶ月に1回、年に12回も行えば、、もう、どうなるかはお分りでしょう。

 

また洗車機に使われる水は水道水よりも様々な不純物を多く含んでいる工業用水や井戸水です。

水分が乾けば不純物が真っ白な汚れとなって付着します。しかし白い成分はほとんどがただの不純物が残っているだけなので、水拭きすれば大抵は落ちます。

そして白い成分を水拭きで拭き取って、その水で濡れている間は見えませんが、乾くと丸くウロコ状の跡が残っていることに気が付くでしょう。

最近、多いように感じるのですが、ディーラーで洗車する際に、ブラシを止めた洗車機で車に水を掛けてから洗剤を掛け、スポンジを使って手作業でゴシゴシと洗車してから、再び洗車機で水を掛けて洗剤をすすいでから【洗車機のエアブローで水気を飛ばして、まだ残っている細かな水気を拭き取らずに】そのまま乾燥させているケースがどうも多くあるみたいです。

これはハッキリ言って超最悪です!

エアブローで飛ばすことで大きな塊りだった水滴が小さな粒状の水滴になります。大量の水分でビチャビチャになっているボディの水気をエアブローなら短時間で落とすことが出来て、作業時間が短縮できて一見良さそうに思われます。

しかし、夏場は暑いので小さな粒状の水滴は拭き取る前に一瞬であっという間に乾いてしまいます。冬場でも空気が乾燥してますから粒状になった水滴は比較的短時間で乾燥します。

つまり乾いてしまうから拭き取りをしなくてもまあ良いかと考えているのかどうか分かりませんが拭き取らない人が多数いるようで、当店に入ってくる新車のうち、半分以上は細かい粒々のウロコが屋根だったり、ボディ全体のアチコチに付着しているケースがあるのが現状です。

特に屋根は背が高い車だと見えませんから全体に小さな粒状のウロコが一杯付着していることがあります。間違いなく水滴を拭き取っていません。

こちらの写真は納車されて1ヶ月後に当店に持ち込まれた別の新車です。

ウロコになる成分が一切入っていない純水(精製水)で洗車して屋根をマイクロファイバークロスで拭いたら、小さなツブツブした点が一杯見えてきました。

スポットライトで照らしたり、水に濡れると見えてきますが、乾くと見えにくくなるのでお客様は納車される際にボディチェックをしてもまず気付けません。

こちらは同じ車のバンパーの樹脂に付着していた水垢です。

まあ正直言ってこれくらいの水垢は一般的に付着していて納車されるのが99%あって、これが普通の状態ですから、大して問題にはなりません。くれぐれもクレームを付けるような真似はされないでください。

専門店がするようなハイレベルの洗車は専門店で有料だから出来る話です。納車される車ハイレベルな洗車を求めるのならそういった洗車をしてくれるお店を探して高額な洗車料金を払ってやってもらうしかありません。まず対応してくれるところは無いでしょうけど。(私が車屋さんなら絶対にやりますが。差別化にになるし、何よりお客様に喜んでもらえますから(^^))

今、お伝えしたいことは間違った洗車をすると水垢がこのように付着する、ということです。

新車ですからメーカーからディーラーが受け取る際にボディチェックの為に1回洗車して、センターと呼ばれるディーラーの工場でディーラーオプションなどを取りつけてから各店舗に車を移動して保管され、納車前にお客様にキレイな車をお渡しする目的と、お客様に納車前のボディチェックをしてもらう為に2度目の洗車がされます。

しかし、たった2回の間違った下手な洗車をすることで、これだけの多くのウロコが付着するのです。

しかも屋根全体に均一にウロコが付いているのは水分をまったく拭き取らず乾かしてしまっている可能性が考えられます。拭き取っていればこんな全体に点状のウロコが付くことはありませんから。

こんな風に間違った洗車を数回、十数回も繰り返せば黒や濃色車なら濃い色が薄くなっているでしょう。

 

しかしコーティング専門店で施工したのなら、ボディがくすんで来たら有料のメンテナンス施工をすることで再び車を輝かせることができます。

これがちゃんと出来るか出来ないかがとても重要です。

酷いところだと、くすみの原因を取り除かないで、洗車して上から再びコーティング剤を塗っておしまいとか、撥水剤を塗っただけとかあります。

コーティング専門店ならメンテナンスのコースにもよりますが、技術があるところなら輝きを復活させてくれることでしょう。

 

そしてこういったことを理解していない、情報を与えられていない人は訳が分からず、「ガラスコーティングしたのに車がくすんできた!」「高いお金出したのに意味がなかった!」と悪い印象を持ってしまったり、ガラスコーティングに悪い印象を持った人の発信しているネットやYOUTUBEなど媒体の偏った情報や本格的なガラスコーティングをしておらず簡単なポリマー施工がメインのお店のネガティブキャンペーンの情報を鵜呑みにしてしまうのです。

 

ちゃんと本格的なガラスコーティング施工をして正しい洗車方法を知って行っていれば数年は水洗いだけでもキレイに維持できる大きなメリットがあるというのに、不幸なことです。

ちなみに当店が以前代車で使っていた初年度登録が平成15年登録のムーブLS150は3年前の2月に中古を買ってきてガラスコーティングを施工してからは、水拭きがメインで台風で潮水が掛かった時のたった2度しか水洗い洗車をしておらずメンテナンス施工もしていませんが、そのムーブを見て「3年経ってこれならキレイですね!」と皆さん言ってくれます(^^♪

 

ガラスコーティングしてたって、その上から水垢を付けられたら、くすんで当然です。

ある意味、それ自体がガラスコーティング(ケイ素)の塊りである窓ガラスだってミネラルを含む水が乾けば、風呂場の鏡のようにウロコが付いて白っぽくくすんできます。そして取るのはひと苦労します。

だから私はウロコを付けにくい洗車方法を必ずお伝えするのです。

しかも短時間で簡単に出来る方法があるのです。

 

しかし万が一ウロコが付いてもちゃんとしたプロショップで施工したのならウロコを落とす技術がありますから、ご安心ください。有料とはなりますが。

 

と言うことで大変長くなってしまいましたが、ポイントをまとめますと

・料金に見合った、もしくはそれ以上の施工をしてくれるコーティング屋さんもあります
・専門店のコーティングはひと味もふた味も違います
・間違った洗車をすればどんな高級で高品質なコーティングでもウロコが付いてあっという間にくすみます
・洗車は水が乾く前に拭き取るのが大事
・専門店ならウロコが付いても落とせます

 

余談ですが、、

当店は別にマニア向けのお店したい訳では決してありません。決してお客様にマニアになって貰いたい訳でもなく、また車のくすみや汚れに対してあまり神経質になって欲しくありません。考え過ぎてイライラしたり怒れてしまったりすると幸せではありませんから。

マニアに対応できるハイレベルな技術はそれなりにあると思っていますが、一番の願いは一般的なキレイな車のほうが好きなオーナーさんに本当のガラスコーティングのメリットを享受して貰い、ガラスコーティングして良かったなあ!キレイなクルマは気持ちイイなあ!って喜んでもらいたいのです。

今はネットで検索すれば洪水のように玉石混交の情報が流れる時代です。

本当のこともあればウソや誤った、偏った情報も数多くあります。

そんな中で「何が本当で何がウソかもう分からない!」と疑心暗鬼になられてしまってる方もいらっしゃいます。

私の情報だって何年かして読み返してみたら間違っていたり偏っているのかもしれません。

だから私は何事も出来るだけ常に信じ切らないようにしています。

情報を入手したら天秤にかけて、その時の時点でより正しいと思えることを選択しますが、信じ切っていないので常にアップデートして修正しようとしています。

これが反対に信じ切ってしまうと間違った情報を選択してしまったと気が付いた時に修正が効かなくなりがちです。偏屈になったり考えを拗らせてしまうのが、一番の問題です。

商売的には信じる者と書いて儲けですから、信者を作るのが儲けの一番の近道みたいですが、私は単なるいち技術者と思っていますので、盲目的に信じて欲しくはありません。

情報を入手したら自分の目で見て、考えて、確認や検証をしてみて、その時に一番良い方法、正しいと思えることを選択して欲しいと思うのです。

技術者でありたいと願う私が、ご縁があったお客様に喜んでもらいたくてやっているお店がシルキーラインです。

明るい、優しい、真面目、朗らか、笑顔の人、また悩みを抱えていてそこから抜け出したい人はどうぞお越しください(^^)

尚、ごく稀にいらっしゃるのですが、オレは神様だぞ!と言わんばかりに横暴で粗野で失礼な振る舞いをし、他人に敬意を払えないような人を私はまったく喜ばせたいと思わないし関わりたくありませんのでお断りしています。

これは善良なお客様を守るためでもありますし、ストレスで私のコンディションが下がると良い仕事が出来なくなり、双方にとって不利益となるので敢えて言わせて貰います。

良いお客様にはより良いサービスを提供したいと思っております。

ガラスコーティングのことなら是非、お気軽にご相談ください(^^)