●事故した際に保険を適用してガラスコーティングを再施工する際に大事なこと
●事故で板金塗装したハリアーに再ガラスコーティング施工とボディのメンテナンス施工
●1年ごとのメンテナンス施工の必要性

●事故した際に保険を適用してガラスコーティングを再施工する際に大事なこと

事故は起こしたくないものですが、悲しいことに避けられず起こってしまう時もあります。

2年前にエシュロン ゼンゼロ ダイナミックでガラスコーティング施工したハリアー。
事故に遭われて保険を使って板金塗装をしたとのことで、ガラスコーティングも再施工することになりました。

事故に遭ったら警察や必要に応じて救急車の手配のあと、保険屋さんへ連絡をしますよね。
そしてディーラーや整備工場、板金塗装屋さんに車を運んだのち、保険屋さんやアジャスターさんが
お車の被害状況や車検証を確認しに来ます。

この時、ガラスコーティングの施工証明書を車検証とともに車に一緒に入れておき
「ガラスコーティング施工済みですので、こちらも保険で修理をお願いします。」とお伝えください。
そうすれば保険の適用が可能でしたら保険を使って板金塗装と一緒にガラスコーティングも再施工ができます。

ただ、コーティングの施工証明書を自宅などで保管していて、あとから提出しても認められないケースも
あるようなので、普段から必ず車検証と一緒に保管しておくことが重要です。

●事故で板金塗装したハリアーに再ガラスコーティング施工とボディのメンテナンス施工

さて、こちらのハリアー、事故で修理して再コーティングする箇所は右側面ですが
今回、入庫を機にボディ全体のリフレッシュを行いました。

写真がぼけてしまいましたが、水垢や洗車キズが付いています。

今回は軽いリフレッシュですので溶剤を使って水垢を落としてから軽く研磨して肌を整えました。

激しく磨くとコーティングも落ちてしまいますから。

●1年ごとのメンテナンス施工の必要性

当店では基本的に1年ごとのメンテナンス施工は必須としておりません。

例えば・・・

ガレージに保管していて1年に乗るのは数回の車と
青空駐車で毎日のように車を走らせたり、冬はスキーやスノボで融雪剤が付着し
夏は海に行って潮風に当たったりする使い方の車

さらに・・・

丁寧に水垢や洗車キズが付かないように純水洗車をしたり、丁寧なバケツ洗車をしてる車と
激しく水垢が付き易い工業用水や井戸水を使って、ゴシゴシと洗車キズが付くように洗車したり
洗車機に入れてからそのまま水を拭き取らないで乾かしてる車

車の使い方や保管状況、ご自身のメンテナンス次第で1年後の状態はまったく異なるからです。

間違った洗車をすれば1回の洗車で水垢だらけ傷だらけになることもあります。

反対に当店にお越しのお客様はご覧頂いている方も多くいらっしゃいますが
以前、代車に使っていた十数年落ちのムーブは、2年以上前にガラスコーティングして
その後、１～２ヶ月に一回程度のバケツ洗車と台風のあとに潮水を落とすための洗車を2回しただけですが
適切な洗車のお陰でメンテナンスなんて必要ないくらいにピカピカの状態を維持しています。

数か月から半年程度で水垢だらけになってしまっている車もあれば
２～３年経っても綺麗なままの車もあります。

なので、水垢や洗車キズ、擦りキズなどが気になるようなら
数ヵ月後にメンテナンス施工をしても良いでしょうし、２～３年後にメンテナンス施工をしても良いはずですよね。

１年に一回のメンテナンスを必須にする理由は本来ないと当店では思っています。

 

しかし・・・

1年ごとのメンテナンス施工をしないと保険の適用が受けられないケースがあります。

それは・・・

●施工証明書に【１年ごとのメンテナンスが必要】と書かれている場合や
●保険屋さんによっては払いたくないのか１年ごとにメンテナンスをしていないと
「コーティングが落ちてしまって効いてないかもしれない。メンテナンスしていないと分かりませんよね」
などと言われてしまって、保険の適用外となってしまうケースもありますので、ご注意ください。

保険屋さんによって対応は異なりますので、気になる方は
・1年ごとにプロショップにてメンテナンス施工をされるか
・本当に１年ごとのメンテナンス施工が必要か保険屋さんにご確認ください（店員さんのチェックだけで良いケースもあります）

当店のメンテナンス施工は
●洗車をしてきてもらってチェックするだけの無料メンテナンス施工
●￥8,000～の洗車メンテナンス施工
●￥15,000～の部分的な軽い水垢落としメンテナンス施工
●￥25,000～の全体の水垢落としと軽い磨きのメンテナンス施工
をお車の状態やお客様のご予算に合わせて対応させて頂いております。

ディーラーなどでは1年点検をお願いすれば洗車してチェックを行ってもらえます。

しかし・・・

その洗車は純水でしょうか？
洗車のプロが屋内や日陰で優しく丁寧に行っていますか？
拭き取り後の水分はしつこくエアブローで落としてくれていますか？

工業用水や井戸水を使い
使いまわしのスポンジでゴシゴシとボディを擦り
水分を飛ばし切らないと乾いて水垢に・・・

一見綺麗になったように見えて、実は洗車キズや水垢が付着してしまっています。

洗車をすれば簡単に落ちる汚れはすぐに落とせます。

しかし・・・しっかりと丁寧な洗車をしないと
今度は簡単に落とせない水垢や洗車キズが付着し
車がどんどんくすんできてしまいます。

何のためのメンテナンス施工なのか、、
メンテナンスでボディをくすませてしまっては本末転倒ですよね。

 

カーコーティングを扱っている業者は大小さまざま沢山あります。

でも、本当に車のことを考え、お客様のメリットを考えて施工しているところは
残念ながら僅かのようです。

当店もよりお客様の喜びのために技術・知識・サービスを高めていきたいと日々思い
腕と心を磨いていく所存でございます。