撥水・親水・滑水 それぞれのタイプの特徴は

ガラスコーティングには大きく分けて水を弾く撥水タイプと水を弾かない親水タイプ、水を弾くけれど滑り落ちやすい滑水タイプ(弱撥水タイプ)があります。

・撥水タイプの特徴
・親水タイプの特徴
・滑水タイプの特徴
・まとめ

撥水タイプの特徴

撥水タイプは水を弾き雨の日などは雨が水玉状になってコロコロと流れる様はとても美しく、水を弾くワックスしかなかった時代からずっと人気があります。

ただし粒上に水を弾く性質からボンネットや屋根などは水玉模様の水垢
(マグネシウムやカルシウム、カルキなどを主成分としたシリカスケール) が付きやすくなります。水を弾くことで球状となり成分が一点に凝縮されます。傾斜しているボンネットでは 水玉が大きくなると流れ落ちますが、小さな水玉は重さが足りず、また水玉の斜面の下側も水を弾いて押し返しますから流れ落ちずにそこに留まろうとします。

こちらはワックスによるとても美しい撥水状態です。

大きな水玉は転がり落ちますが、しかし重量が小さな水玉は撥水力に負けて落ちることが出来ずにそこに留まり残っています。

このボディに残った不純物混じりの水玉が乾くことで水垢がボディに付着します。特に黒や濃色車では白い水玉模様の水垢はとても目立ってしまいます。

しかし撥水タイプには水を撥水させるために撥水基と呼ばれる成分が含有されています。これは水を弾くだけでなく汚れも弾きますからボディに汚れが付着しても軽く水拭きするだけでサッと汚れが落ちやすくなります。

親水タイプの特徴

水を弾く油分が主成分のワックスでは成し得ませんでしたが、ガラス質のコーティングが出来たことで撥水だけでなく親水タイプのコーティングも作られました。

親水タイプはガラスのように濡れるとペターっと水が膜のように広がります。

先ほどのベンツのボンネットの右側だけワックスを剥がして水を掛けました。

水を弾かないから粒上にならず全体に水の膜が広がります。

水玉がコロコロと滑り落ちる美しい姿は見られませんが、親水になったボディのしっとりと艶やかなボディも魅力的ではありませんか?

左右のスポットライトの光の周りを良く見ると、左は周りに洗車キズが見えますが、右はまったく見えません。これは水が傷を埋めて光の乱反射を防ぎ、傷を隠ぺいしてくれているのです。

親水タイプは玉状に水が凝縮しませんからプツプツと水玉模様の目立つ水垢にはなりません。全体に薄く広がって付きます。

汚れの取りやすさは汚れも滑りやすくする撥水基が含まれる撥水タイプよりも親水タイプは劣りますが、普通のガラスのように水洗いだけで十分に綺麗が維持できます。

滑水タイプ(弱撥水タイプ)の特徴

最近では滑水(かっすい)タイプや弱撥水タイプと呼ばれる撥水と親水の中間のタイプもあります。 撥水タイプは強烈な撥水になればなるほど水が流れ落ちるのも弾いて止めてしまいます。

しかし滑水タイプは水の弾きを抑えることで水を弾きつつも流れていくのでボディに水玉模様の水垢の原因となる水分を残しにくくなります。

親水タイプに比べて汚れも落としやすくなります。

まとめ

それぞれの特徴を簡単ですがまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
どれも一長一短がありますのでこれが一番というのはありません。

当店にご相談頂いた際は
・撥水したほうがいいかどうか?
・黒や濃い色の車両か?
・青空駐車かカーポートやガレージ保管か?
・洗車の頻度は?
こうしたことをお尋ねしてからコーティングのタイプをご提案させて頂いております。

まずはお気軽にご相談ください。

PAGE TOP